ネットニュースやスポーツ新聞でも報じられていますが、
大津びわこ競輪が今年度、来年3月いっぱいで廃止決定されました。

びわこ競輪は毎年5月に競艇で言うSGレースと同じ格付けの
G1高松宮記念杯が毎年開催の場で、
この全国発売での収入が近年主になっており、
目標売上110億円が107億円に留まり、
累積赤字も26億円と膨らんだことで廃止と判断されたようです。

非常に残念ですけど、仕方ない部分もあり。
行政も経営者でもありますので収入の見合わない部分にメスをいれるのは当然で、
大津市は今回は競輪事業に施術を加えたものですね。

今月の開催日程を見たら厳しさがよくわかります。
競艇は月に2〜4節はどこの競艇場でも入ってるんですが、
競輪は多くても2節、最悪開催のない月もあります。
競輪の場合は本場開催のないときは場外発売で埋まっていて、
現状は自場の開催とともに他場の開催の補助もしている
業界内での相互補完をしないといけない状態です。

一応、競艇でもそんな形になって、
本場開催していない時は場外をやっているというのが通例ですけど、
競艇の場合は2場併売、ボートピアだと4場併売など。
ナイターも競合状態で競輪と比べたらソフト面では雲泥の差です。

とはいえ、昨今の時勢を考えれば競艇も大津の二の舞になりかねない。
特に中四国の競艇場なんて潰れそうなとこが多いです。

新規の場外発売場を増やし、ネット投票の更なる拡充、
ハード面は揃えても、見たいと思うお客さんの意欲がなければ
興行としては問題があると思います。
一番大事なのは走る側・選手の意欲だと思います。
選手が走らないとレースは成り立ちません。
選手の側でもっと面白いレースを見せれるように腕を磨いて欲しい。
横並びのレースばかり見ていたら飽きも早いです。
そんな中で若手が安心志向でレースをしたがったら、
この業界の将来は今の競輪事業を再現しそうな気がします。
若手はもっと貪欲に腕を磨いて、
自分が業界の盾じゃなく槍になってやるぞと思ってほしいです。

あとは公営業界での共存共栄が大事かなと。
数年前は頻繁でしたけど、最近は相互イベントが少ないような。
最近は競馬が競輪が競艇がとエゴを言ってる時代でもないですし、
公営競技と言う業界単位として考えていかないと。
もっと相互イベントを開催して、
お互いの客層に興味を示すような動きをつけて欲しいなと思います。


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